100年残す「ふだん」の家族写真
「家と人」では、あえて50年前の古いフィルムカメラを使って撮影をしています。
デジタルカメラに比べると、手間も時間もかかります。フィルムで一発撮りするので、スマホで気軽に撮影するのとは違った緊張感も生まれます。
それでもフィルムカメラを使うのは、記録として残すことを大切にしたいからです。写真という「もの」を大切に保存すれば、家族の歴史が永く残っていきます。
10年後、20年後に自分たちで見返すことはもちろん、条件がそろえば、100年後の子孫や、知らない誰かがあなたの家族写真を目にするかもしれません。古いフィルムカメラならではの「重み」や風合い、時間軸を、ぜひ楽しんでいただきたいと思っています。
自己紹介
私は住宅会社に20年間つとめ、「家」を通じてたくさんの人と出会ってきました。「家ってなんだろう」と考えながらさまざまな家族の暮らしにかかわるうち、家を通じて見えてくる人生、家族の軌跡を写真の形で残したい、と思うようになりました。
人生の節目にスタジオで写真を撮ることはあっても、家と一緒に家族写真を撮る機会は、案外少ないのではないでしょうか。人生の中でもっとも長いのは、自分の家で過ごす、当たり前の日常です。洗濯物が干してあったり、子どもの遊び道具が置いてあったり、庭の木が映り込んでいたり。その一つひとつに、ものがたりが宿っています。
着飾って、記念日に撮る写真が「よそいき」だとすれば、「家と人」の写真は「ふだん着」。
素敵な衣装やスタジオより、何気ないふだんの家族の様子をこそ、撮影したいと思います。
「家と人」フォトグラファー 山本健介
撮影について
中判フィルムカメラ撮影 8,000円(交通費別)
デジタルカメラ撮影 5,000円(交通費別)
プリント・額装 5,000円
・純粋にこの取り組みを継続したいので、ほぼ実費のみ。
・撮影した写真は、「家と人」アカウントでご紹介させていただきます。(ご相談による)
・額装は最低限。とてもシンプルな額に入れてお渡しします。
・プリントは、ラボでの手焼きプリント。
・プリントと額装で、約1ヶ月ほどお時間をいただきます。
・交通費は、横浜市中区から。